選択肢が増えたカタログギフト   no comments

Posted at 9:36 pm in

近年では冠婚葬祭のカタログギフトも普及し、すっかり贈り物の定番となってきました。
一昔前の事ですが、遠距離の式場に招待された結婚式の引き出物を、夫婦二人でふうふう言いながら持ち帰った思い出があります。
家に帰って開封してみると大きな食器で、重いはずだと苦笑いをしてしまいました。
もともと結婚式の引き出物には、招待客に対する感謝の念を示す為に、できるだけ重量のある物を用意すると言う古い習わしがあります。

近距離ならそれも良いのですが、私たちの様に遠距離の田舎に住む者の事も考えて貰いたいと、あの時は思ったものでした。
近年ではさすがにこの様な風習も忘れられたのか、カタログギフトの引き出物を良く見かける様になりました。
どんな高価な贈り物でも、使用しない物や趣味に合わない物を贈られると価値は半減してしまいます。
その点、カタログギフトは贈られた方が、カタログの中から好みの物をチョイスできるのですから、その様な問題は考慮する必要がありません。
まさに「もらい手の事を考えた贈り物」と言ったイメージがあります。
問題点としては、贈られた瞬間はカタログだけしかありませんので、前述の様な「ズッシリ感」を期待されると肩すかしを食らう事になる事でしょうか。
しかし考え方を変えると、持ち運びには便利です。
遠方からの招待客にとっては、「ズッシリ感」よりも持ち運びの便利さの方がずっと大きなメリットになります。
カタログギフトだけでは寂しいと言うのであれば、日持ちのするケーキやお菓子などと組み合わせを行う折衷案も人気の様です。
贈り物を開封した瞬間の楽しみは、お菓子やケーキ、後日の楽しみはカタログギフトと、二重の楽しみが味わえる点もニクイところです。

そんなカタログギフトですが、ギフト業界の競争の激化も激しい様です。
一昔前はギフト業者が異なっても、それほど内容に変化はありませんでした。
ところが昨今は、本当に様々なギフトが選択可能になっています。
定番の食品や食器、ブランド品、文房具などの他に、物理的な存在ではないサービスに関する物まで選択する事ができます。
日帰り温泉や有名なシェフがいるレストランの食事券、エステなどの体験や陶芸などの講座参加まで用意されているのですから、驚きです。
個人的に感心したのは、募金ができる制度です。
性格的にケチな為に、理性で判ってはいるのですが、身銭を切ってまで募金をしようとするとためらってしまうのです。
ところが人から頂いたカタログギフトだと、どうせ元はもらい物だと言う意識があります。
特に欲しい物が無い時には、思い切って募金を選択すると言うのは本当に良いアイディアだと感心してしまいます。