災害時の生活を支える保存水   no comments

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災害は人々が忘れた頃にやってきますが、災害の備えとして軽視されがちなのが保存水です。
人間の体の六十パーセントは水分であり、災害時であれ水分をとらなければ死を招くことに他なりません。一人が一日に必要な水に量は、飲料水と生活用水の両方を含めて、二から三リットルであるといわれています。緊急時のことを考えると救援物資が届いたり、ある程度のライフラインが回復するまでを想定し最低でも三日分は確保しておく必要があります。例えば四人家族を想定すると三十六リットルもの水が必要です。二リットルのペットボトルで考えても十八本とかなり多い量を準備しておかなくてはなりません。飲料水としては市販の缶やペットボトルに入った水が便利です。どれくらいの期間保存できるかはものによって違いますが目安としては半年から一年です。これくらいの期間で災害時に持ち出す物や保存食も一緒に不備がないかを調べておくとより確実です。また、五年以上保存できるような保存水も販売されています。
生活用水については風呂桶に水をためておくという方法もありますが、常に貯めておくというのはなかなか難しいものです。準備しておいた水をできるだけ飲料用にまわすためには、災害時用の生活用品には水がなくても使用できるものを用意しておくという方法があります。水を使わずに済むシャンプーや歯磨き粉などがありますのでそのようなものを活用しなるべく節水に励むほうが賢明といえます。
また、市販の水を買うのではなく自分で保存水を作る方法もあります。まずペットボトル、消毒薬として次亜塩素酸ナトリウム、食器用洗剤を用意し、ペットボトルを食器用洗剤で洗い水道水でよく洗います。そして消毒薬をペットボトルのキャップ八分目まで用意し水道水四リットルとよく混ぜ合わせます。この時はバケツに入れておきます。ペットボトルの四分の一から半量まで消毒薬を入れ、キャップをしっかりとしめて振り混ぜます。消毒薬を入れたまま一時間程度放置し、消毒薬を捨てたあと水道水でよくすすぎます。水道水をこのペットボトルの口いっぱいまで入れ、キャップをしっかりと閉め、ビニールテープなどで巻いてキャップを固定し、作った日にちをマジック等で明記しておきます。冷暗所で保存します。安心して飲むことができますので災害時のために空いたペットボトル数本と消毒薬を準備しておくと役立ちます。
災害を乗り切るためには綿密な準備と工夫が必要です。