今やお返しの定番となりました   no comments

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私達が結婚式を挙げたころはちょうどカタログギフトが普及し始めたころでした。
カタログギフトは若い世代には好評でしたが、お年寄り世代には手を抜いているとか、煩わしいと不評でした。
なおかつ、カタログはとても軽いので引き出物の袋がとても軽くなりがち。
私たちは悩んだ末に、やはりカタログは敬遠した記憶があります。

あれから10年近く経って、カタログギフトは今やお返しの定番として定着した感があります。
結婚式だけではなく、出産祝い・入学祝・新築祝いと各種お祝いのお返しだけでなくお葬式のお返しとしてもいただくことが増えました。
そしてカタログギフトの内容もだんだん充実して、カタログが二冊も付いているなんてこともあります。
一冊は生活や子供のおもちゃなどのグッズが掲載されていて、もう一冊はグルメがたくさん掲載されています。
贈る方はお返しを選ぶ手間が省け、いただく方は選ぶ楽しみがあり、とてもいいシステムだと思います。
カタログギフトをいただくと、ちょっと前までは夫婦で食べ物を選んで楽しんでいました。
「バーベキュー用のお肉を頼んで休日に河原に行こうか」
とか
「すき焼き用のお肉も捨てがたいね」
などなど。
ひとしきり夫婦で盛り上がるのが常でしたが、最近は子供たちが参戦してきます。
「僕はこの積み木が欲しいなぁ」
「私はハンバーグがたくさん食べたい」
色々な意見が飛び交い、意見は錯綜。しまいにはじゃんけんで争い、それでも決着がつかず誰かが泣き出すというハプニングがつきものとなりました。
「まったく・・・。なぁんで、いつもこうなるのかしら。」
とため息をつくこともままありますが、きっとこんなバタバタの生活が幸せなのかもしれないなぁと思います。

きっと、子供たちが思春期を迎える頃には、
「何がいいかしら?」
と聞いても、
「・・・・・」
「別に何でもいいよ」
なんて答えが返ってくるようになってしまうのかもしれません。
家族で喧々諤々、はがきをポストに出しに行く係で揉めにもめ、今日届くか明日届くかと心待ちにし、届いたら遊ぶの食べるので大騒ぎ。
カタログギフト一つで、我が家は何回楽しんでいるのでしょう。
いつか、子供たちが巣立って行ってしまった頃には、
「パパ、何がいい?」
「うーん、二人じゃ食べ切れないしなぁ・・・。欲しいものもないなぁ」
なんていうこともあるのかもしれません。
とにもかくにも、カタログギフト一つで大騒ぎする今の生活を当分楽しみたいと思います。